慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

皮膚から万能細胞2006年08月11日 23時03分54秒

京都大学で、マウスの皮膚から「万能細胞」を作ることに成功した、という記事がデカデカと朝刊に載っていました。
膵炎が完治するとしたらこのような「幹細胞」が関わるのではないか、と思っているのでこの分野の技術的進歩は大歓迎です。「万能細胞」自体はこれまでもあったようですが、今回は、受精卵を使っていないことが倫理問題をクリア出来る点で画期的なようです。

しかし、マウスの段階ですので実用にはほど遠いようです。

こうした記事は、たぶん研究者にとっては研究費の増額など期待できるのでしょうが、患者にとっては実用段階でないとほとんど意味がありませんね。

臨床応用の見通しがついてから大きな記事にして欲しいものです。
 

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_ けん ― 2006年08月13日 09時58分29秒

大半の細胞は再生するのに膵臓の細胞はなぜ再生しないのかなあ。。。似ているといわれる肝臓が部分移植できるということは、肝臓は再生能力がありそうなのに。。。医学の進歩も死への緊急性のあるもの・患者数が多いものへの分野が優先されていると思います。そういう意味で膵炎は後回しにされている気がします(悲)

_ カオル ― 2006年08月14日 23時05分39秒

けんさんの仰る通りのようですね。たまたまお医者さんと話をする機会があって、そのことも話すことができました。本日(8/14)の記事にしています。
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