慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

米ぬか2006年02月25日 23時22分09秒

我が家では最近、家で精米をしています。家内の実家で使っていた家庭用の精米機で7分づきぐらいでご飯を食べます。で精米機には「米ぬか」が余ります。そのままでは湿り気の多いパウダー状なのですが、家内はそれを炒めて、茶色のカラカラしたやや顆粒のような状態にします。そしてそれをホットミルクなどに入れて飲みます。するとお通じがまるっきり違うそうです。元々は栄養補給で米ぬかを炒めたのですが、お通じの方が嬉しい効果のようです。私も1,2度試しましたが家内が言うほど劇的な変化はなかったのでもう少し試そうと思っています。
 

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_ ひでお ― 2006年02月26日 05時33分09秒

あー、それ、健康食品として商品化されています、「ぬ○玄」とか言うやつです。ただ、米ぬかは酸化し易いのですぐに食べなければならないのだそうです。酸化した米ぬかは却って有害だとか。

それに、農薬を使った米のぬかは良くないらしいです。米ぬかには農薬が残留しやすいとか。無農薬やせめて減農薬の米ぬかを使わないとね。

米ぬかは「身体の毒出し」と言いますし、ビタミンも豊富ですから身体に良いことは間違いなさそうです。ま、本当は玄米食にすれば良いのですけど、慢性膵炎に玄米食は消化が悪くて禁忌ですから困ります。

やはり起きたら筋肉痛です。でも良く眠れました、今朝の睡眠時間は6時間くらいです。

_ かずお ― 2006年02月26日 20時11分04秒

慢性膵炎のブログを初めて見つけました。私自身、平成15年7月に胃の上当たりが、夜、眠っている時に痛み、病院で診察を受けると、アミラーゼ、リパーゼが高く、膵管が拡張しているので膵炎と診断を受けました。
それ以降、痛みが治まることなく。ずっと、フオイパンを飲み続けています。夜中に痛みで起きるので、睡眠不足になりがちで昼間がとても眠いのです。
ずっとフオイパンを1日3錠飲んでおり、医師から、数値も安定しているので、こんなに長期間投薬を続けた人はいない。服薬をやめたらとたびたび言われるの ですが、痛みが消えない以上、薬を飲まなくなるのは非常に耐え難いことです。痛いのでと言って薬をもらっています。ずっとこの痛みと薬を飲み続けていかな いとと思うと時々つらくなります。皆さんは服薬をずっと続けておられるのでしょうね。
これを打っているときも痛いですが、普通に仕事はできるのが慰めというか、よいことです。
とりとめのない話でしたが、すいません。

_ ひでお ― 2006年02月26日 21時03分34秒

かずおさん>はじめまして。
こんなに長期間投薬を続けた人はいない。ですか?
私は平成16年12月から投薬されています。もっと長期間服薬を続けておられる方は多いと思いますよ、こちらの管理人のカオルさんをはじめとして。私は診察のたびに、主治医に「もう少し薬を続けましょう。」と言われ続けています。失業中ですが痛みは続いています、今でも。

_ あきら ― 2006年02月26日 22時09分43秒

 かずおさん>はじめまして自分は急性膵炎になってからはしばしば圧迫感のある痛みと時々付き合ってます、精神的な事が膵臓を消化している部分も大きいのではないでしょうか、痛みは口に食べ物を入れれば膵臓が反応しますから、絶食の治療を受けてみてはいかかですか?
自分が急性膵炎の時に痛みがなくなったのは、膵臓を休ませ、炎症をストップさせたからです、きっと仕事やりつつだからそんな暇はないと思います が、僕達はもっと気楽に生きていけば幸せだと思いますよ、いわば膵臓という恋人とであったわけですから、膵臓と相談して1週間でも病院で絶食治療をしてみ てはいかかですか☆
まず膵臓の怒りを静めたら、言うこと聞いてくれるかもしれませんよ☆自分は今日膵臓にご褒美あげました(十分な睡眠、超質素な食事ご飯0.5合、納豆、味噌汁、寒天、とお香炊いてリラックス☆膵ちゃんは喜んでます、今日は炎症を食い止められました☆膵臓は恋人です☆
PS 恋人といえば、今日WOWOWで韓国映画の猟奇的な彼女見ました、韓流な彼女もほしいもんです☆僕の彼女を紹介しますも映画館で見ました☆私の頭の中の消しゴムも☆膵ちゃんよりも素敵な恋が出来そうです☆

_ マーサー ― 2006年02月26日 22時46分11秒

こんばんは。
お久しぶりです。
ブログを拝見していますと痛みのある方が多いみたいですが、私は全く痛みがありませんが、膵臓が若干腫れているのとアミラーゼが高いこともあるため慢性膵炎疑診の病名をいただいています。
無痛でも膵炎だと言うのが納得いかないのですが、私と同じような症状の方はいらっしゃるのでしょうが?
本を読んだりお医者さんに聞くと無痛でも膵炎の場合がありますよと言うことですが、本当なんでしょうかね。
皆さんに比べたら痛みがないだけ幸せだと思います。
薬は最初フォイバンを飲んでましたが今は安いメシタットと言う薬に代えてらいました。
来月の八日に三ヶ月ぶりに病院に行ってきますが、無痛でも膵炎のことがあるのか確認したいと思います。

_ カオル ― 2006年02月27日 00時03分47秒

ひでおさん>「ぬか玄」は以前家にありました。同じことですかね。ただ農薬の面は言われてみれば蓄積しそうな感じがしますね。もう少し調べてみる必要がありそうです。

かずおさん>はじめまして。コメントありがとうございます。あきらさんからのコメントに加えて、私からも少し。痛みが消えないというのは本当に気 分が滅入ることですね。この病気はデータは正常であっても痛みの症状があることが多いと思います。私もデータ上ではほとんど異常ありません。お医者によっ ては、そこのところがどうも理解できない方がいるようです。慢性膵炎の厳密な確定診断は難しいようです。私の場合、HPにも書いていますが、http://www.ne.jp/asahi/culture/center/taikendantop.htm
罹患直後、2,3週間続いた痛みが、ミラクリッドという点滴で消えました。脂質に反応していた痛みもフォイパンを数ヶ月のみ続けて(毎食後2錠、1日6錠 です)ほとんど気にならなくなりました。数年後、初期とは異質の強烈な痛みに襲われましたが、このときはミラクリッドは全く効かず、結局、森林浴がきっか けで徐々に緩和されました。それから半年後にも強烈な痛みが来ましたが、これは数ヶ月続きました。ここで初めて脂質を神経質に制限し始めました(1日 30g)。この時も温泉に行ったりしたことがきっかけで、少しづつ回復しました。また、あきらさんが強調されているように、ストレスが大敵ですので、仕事 もわがまま言って軽くしてもらいました。それに、アルコール性ですので、ビソルボンという薬が効いたと思います。以降、半年以上たちますが、違和感は消え ないものの、気分が滅入って鬱になるほどではなく、なんとか傍目には普通に仕事をこなしています。薬はフォイパンのジェネリックのアーチメントを時々さぼ りながら毎食後2錠、ビソルボンを毎食後1錠
飲んでます。個人差が大きい病気ですが、いろいろと対策はあるような気がします。参考になれば幸いです。

あきらさん>「笑い」はスイチャンにはいいと思います。そこで「有頂天ホテル」を家内と見に行こうといっているのですがなかなか仕事がさぼれません。(平日でないと子供が)それに今日は喧嘩をしてしまいおカンムリです。逆スイチャン効果です。

マーサーさん>本には無痛の人が2割くらいいると書いてますね。本当に膵炎だとするとマーサーさんはラッキーですね。私だったら無痛なら酒を飲ん でますね。そして一気に膵臓が機能停止になって糖尿病まで行ってしまいそう・・・・、だから私も痛みがあってラッキーってこと?診断結果が良好だといいで すね。

_ ひでお ― 2006年02月27日 05時12分33秒

慢性膵炎について私なりに考察してみました。
前提1:膵炎は膵臓に炎症が起きる病気である。
前提2:膵臓は臓器であり臓器に痛覚は無い。
前提3:膵臓は多くの消化酵素を作る臓器でありホルモンをコントロールする臓器でもある。
以上の前提からの推論です。

《ひでおの仮説:その1》
【慢性膵炎の痛みと検査結果には直接の関係は無い。】
膵臓に痛覚は無いのだから、慢性膵炎の痛みは、炎症によって起きる臓器の「腫れ」が神経や他の痛覚を持つ器官を圧迫するために覚知されるものと考えられ る。膵臓はその大きさの割には数多くの働きをするため、何処にどの程度の炎症が出来たかで症状が大きく異なると推論される。これはまた、炎症の大きさと位 置によっては全く痛みが出ない場合もあり得ることを示す。また、このことは慢性膵炎の痛みは圧迫通や鈍痛として覚知されることも示唆する。

《ひでおの仮説:その2》
【慢性膵炎は精神状態に大きく影響される。】
膵臓はデリケートな消化器官であり、胃炎や胃潰瘍に良くあるように、精神的な緊張が自律神経の変調を招き、膵臓の消化酵素やホルモンの分泌に悪影 響を与えているものと推論される。これはまた、慢性膵炎には心身症症状を伴う可能性を示している。つまり、精神的な緊張を取り除けば症状は改善されるもの と考えられる。

《ひでおの仮説:その3》
【慢性膵炎の症状は個人差が大きく千差万別である。】
炎症の出来る場所や大きさ、圧迫される神経や器官、精神状態等が多様であるため、病状に個人差が大きいと考えられる。また、炎症の程度と場所に よって阻害される膵臓の働きが異なるため、どの消化酵素が働くなるのか、あるいは出過ぎるのかにより検査結果に表れる数値もまた千差万別になると推論され る。

《ひでおの仮説:その4》
【初期は消化酵素が多く、進行するにつれて数値は低下する。】
膵臓が元気なうちは消化酵素が出すぎるために膵臓自身を消化して炎症を起こす。炎症が進み膵臓の機能が低下していくと消化酵素を作る能力も低下 し、酵素の数値は低下すると推論される。炎症が出来る場所により、どの消化酵素が出すぎるのか少なくなるのかが大きく異なると考えることが出来る。従っ て、糖分を分解する消化酵素であるアミラーゼだけの数値では判断できない。脂肪を分解する消化酵素であるリパーゼや、たんぱく質を分解する消化酵素である トリプシンなど多くのデータの推移を見なければならない。このことはまた、病状が進行するにつれて栄養障害や体重減少が現れることを示す。ただ、自律神経 の状態によっては、消化酵素の分泌を抑制する方向に働く可能性もあるため、一概には言えないかもしれないのですが、それなら炎症も起きない理屈になりま す。

《ひでおの仮説:その5》
【膵臓に負担を与えることが発症や悪化の要因となる。】
これは当然でしょう。膵臓に負担を与える、とは、例えばアルコールの取りすぎ、暴飲暴食、脂質の取りすぎ、不規則な食生活等、多くの行為がありま す。しかし、元になる要因が無ければ慢性膵炎にまでは至らないと考えられます。基になる要因とは、例えば神経質な性格、遺伝による体質、先天性器質異常、 高脂血症などが考えられるのではないでしょうか。

以上、あくまで私個人の立てた仮説です。医学的には正しくないかもしれません。皆で検証してみましょう。

_ かずお ― 2006年02月27日 19時59分37秒

みなさんの回答、ありがとうございました。
周りに同じような症状を持っている人がなく、気分的に自分一人で抱え込んでしまいがちでしたので、気分が晴れました。
色々なアドバイスを聞いてみて、そういえば長期の休みにはあまり痛みがなく、エネルギッシュに活動できるということや、楽しいことがあると痛みもやわらぎ、薬を飲むことも忘れていたことを思い出しました。
ポジテイブな生き方で、いろんなことを試したいと思います。

_ へろへろ ― 2006年02月27日 20時29分25秒

かずおさん、こんにちは。慢性膵炎治療歴約一年半、実は20年以上慢性膵炎だったと思われるへろへ ろと申します。私は、フオイパンは、一食につき2錠飲んでいます。そして、痛みがあるときは、追加で飲むように指示されています。(私のかかっているお医 者様は、慢性膵炎の専門医です。)私は、フオイパンを飲んでいるだけではなく、週に1回、ミラクリッド(フオイパンの点滴版と思ってください。)の点滴も 受けています。
かずおさんの主治医が、何の数値を基準にしているのかわかりませんが、一般的に考えると、アミラーゼの数値と思われます。それですと、私は慢性膵炎と認めてもらえません。(リパーゼの数値は悪いです。)しかし、自覚症状としては、結構つらいです。
私の主治医によると、血液検査の数値はあまり意味を持たないので、自覚症状に気をつけて生活するように、とのことです。かずおさんの主治医の先生とは違う見解ですよね。慢性膵炎って、よくわかっていないみたいですよ。私の受ける感じでは。
ストレスが大敵、というのは確かみたいです。あとは、やっぱり食事療法も大切ですかねえ。
この情報の少ない病気、みんなで支えあって、楽しい慢性膵炎ライフを追求していきましょう!

_ あきら ― 2006年02月27日 21時27分12秒

 自分は精神療法で膵臓の回復を夢見ます☆そしたら自分のDNAを医療に提供します☆そしたら金持ちですね、ここの誰かがなるかもしれないですね☆そんなサプライズが起きる☆

_ カオル ― 2006年02月27日 22時03分24秒

ひでおさん>仮説の1ですが、膵臓は神経が密集していると書いてあるものが多いです。痛覚につながるのかどうかわかりませんが、私としては、神経が密集しているので、異常には敏感なのかなと思っています。
かずおさん>そうですね、身のまわりに慢性膵炎の人はいませんねえ。急性膵炎経験者なら職場にいますが。仲間にならなければいいのですが。また何か情報がありましたら教えてください。
へろへろさん>へろへろさんのブログを拝見していて点滴をうけらているのを読み、何の点滴だろう、と実は思っていました。ミラクリッドだったんですね。良い先生のようで本当に幸運ですね。
あきらさん>私は、自分の幹細胞を自分に移植するという方法で、治してやろうかと・・・・。成功したら新聞の「ひと」の欄に写真付きで載りますからその時はよろしく・・・・。(あ、載るのは医者の方か)

_ ひでお ― 2006年02月28日 06時04分24秒

私は1日3錠、フオイパンのジェネリックであるカモステートと言う薬を服用しています。最初は6錠 でしたが、2週間後に強い痛みが治まったあとは3錠になりました。通常は6錠のようですから、私の主治医は病状が軽いと判断しているようです。アミラーゼ の値は最初から正常範囲内で安定しています。へろへろさんの見解だと、普通の医者(?)には私も慢性膵炎とは認めてもらえないことになりますが、症状とし ては慢性膵炎そのものです。

私の仮説(実は自分に都合が良いように考えている。)に従えば、私は慢性膵炎というよりは軽い急性膵炎、いや急性膵炎とは呼べない程度の軽い膵臓の炎症を繰り返している状態なのかもしれません。もちろん医学的な定義は違うのでしょうが。

詳しく調べると、膵臓の炎症は、消化酵素が出過ぎるために起こるのではなく、働くべきでないときに酵素が働いてしまうために起こるようです。(膵 石等の原因で膵液が逆流する場合は別です。)蛋白質分解酵素を分泌する膵臓自身が蛋白質で出来ていますから、分泌した途端に自身を消化してしまう理屈にな るのですが、そこは上手く出来ていてある時点まで蛋白質分解酵素の働きを抑える仕組みがあるようです。原因の解らない膵臓の炎症は、その仕組みが上手く機 能しなくなったときに起きると考えられているようです。ですから、膵炎の根本治療薬とは実はその仕組みを復活させる薬、と言うことになります。おそらく、 それは自律神経に関係するのでしょう。

私の調べた範囲内では、フオイパンが慢性膵炎に効くメカニズムは実は良く解っていないようです。蛋白質分解酵素阻害剤ですから、トリプシン等蛋白 質分解酵素の働きを妨げる働きをすることになります。痛み止めではありませんし、直接炎症を止める薬でもなく、膵臓を再生する薬でもありません。当然、症 状に対する即効性は無いことになります。

膵臓自身も蛋白質で出来ていますから、自身を消化するのを防いでいると考えられそうです。しかしながら、膵臓を修復するのにも蛋白質の消化吸収が 必要ですし、身体全体を維持するのにも蛋白質の消化吸収は欠かせませんから、あまり阻害するのも問題がありそうです。フオイパンをどの程度投与するかは、 難しい判断が必要なのかもしれません。

現在のところ、内服できる慢性膵炎の治療薬はフオイパンとそのジェネリックしか無いようです。個人負担の軽減ももちろんですが、総医療費を抑制す ると言う観点からも、ジェネリックを活用すべきと私は考えています。総医療費が増大していけば、いつか必ず、自己負担の増大と言うことになるはずです。
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