慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

父の容態2006年03月11日 23時25分52秒

昨日にくらべれば今日は目を開けることが多く、少し安定してきたようです。
しかし、看護師をしている姉によると、呼吸がものすごく浅いので、1週間はもたないのではないか、ということでした。私達子供としては、家族を全く顧みずわがまま放題の人生を送った父から何も親らしいことをしてもらっていないという意識からか、あるいはもうじき85になるという年齢からか(あるいはその両方からか)、現在の状況を極めて淡々と見つめている、という感じです。父のわがまま勝手に一番振り回されたのは母ですが、母は我々のようには割り切ることができない(それが夫婦ということでしょうか)ようで、最期まで父の側で面倒を見ようとしており、今日も病院に泊まり込んでいます。子供の心配は、父がなるべく安らかな最期を迎えるように、ということと、看病の過程で母の方が病気になってしまわないかということです。姉によると、これからは人工呼吸器を付けるかどうかを病院側から尋ねられるだろうが断ったほうがよいとのことでした。むやみに延命をすることは苦しみを長引かせるだけだという判断のようです。これもおそらく母の意向どおりになることでしょう。
 

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