慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

糖尿病2005年07月10日 22時56分54秒

将来もし膵臓の機能が失われてしまうとすると、膵液に代わる薬を大量に飲まなければなりません。
また、ランゲルハンス島が破壊されているので、インシュリンを作れず、ひどい糖尿病になることも覚悟する必要があります。
生命への脅威という面では糖尿病の方が大きい要素です。後天的な要因によって糖尿病になった場合二次性糖尿病というそうですが、膵炎からの糖尿病は血糖のコントロールが難しく、ややこしいそうです。

で糖尿病になってしまったら、膵島の移植をしてもらおうと考えています。
本当は膵臓が元気なうちに自分の膵島のうちほんの少しを外部に冷凍保存しておいて、それを培養して増やし、いよいよ膵臓の機能がきかなくなったら、自分に再移植できれば一番なのでしょうが、「増やす」という技術は今のところ無いようです。
で、現実に行われているのは、亡くなった方からの膵島移植です。これは以前からあった技術ですが、2000年にカナダのエドモントンという所で開発された技術がこの手術の成功率を格段に高め、現在世界中で行われています。日本では昨年から京都大学を中心に実施されています。

http://islet.eriko.com/

誰でも受けられるわけではありませんが膵炎からの二次性糖尿病も対象患者にしてもらえているのが嬉しいやら哀しいやら。

ただこのページ、最近更新がないのが少し気になります。
 

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