慢性膵炎ノート

明るく!慢性膵炎生活

慢性膵炎体験談

Sayuringさん   (2006年4月)
 
  私は、10代後半から、胃の強烈な激痛に襲われておりまして、何度か胃カメラを飲みましたが異常がないということで、そのまま放置されました。24歳の時に強烈な背部と腹部の激痛、発熱、呼吸困難に襲われ、そのまま急患で診察してもらった結果、慢性膵炎と診断されました。ところが、アミラーゼ、リパーゼ、全ての数値で異常値が見られず、その後、慢性膵炎ではなく、逆流性食道炎と診断。納得がいかないのと、症状は慢性膵炎でしたので、3年後、膵臓に関する名医と呼ばれる医者にたどり着くと、腹部触診だけで、慢性膵炎と診断されました。結局、血液検査では異常値は一切なく、今まで炎症反応とエコーだけで膵炎の進行を判断しておりましたが、会社の健康診断にひっかかり、糖尿の精密検査の結果、糖尿病と診断されました。本当に数値なんてあてになりません。
   インスリンが多量に出ているにもかかわらず、血糖値のコントロールができない状態にあります。
   投薬は欠かさず行ってます。しかし、慢性膵炎と診断されて、6年で糖尿となりました。実際は、10代から症状があるので、いたしかたないとは思います。とりあえず、ずっと一人暮らしをしておりますが、糖尿の今後の経過を思うとやはり実家にもどるべきか考えています。
   医者は症状よりも数値を優先するので、結局、このように症状があっても放置され、ずっと間違った診断を受けることになります。もともと、膵管が細いということで、先天的なものだと担当医はいいました。家系に糖尿患者がおりますので必然といえば必然かもしれませんが一人での生活と医療費、そして、食事制限となると、確かにストレスを感じずにはいられません。
  今後は、糖尿との併発の兼ね合いをみて治療していくことになりそうです。

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