慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

膵島移植2005年07月14日 22時27分09秒

成功率の高いエドモントン・プロトコールによる膵島移植は日本では京都大学で始められましたが、神戸大学でも昨年の11月に成功しているようです。
http://www.med.kobe-u.ac.jp/suitou/fig-suitouisyoku.html#fig4-a
この手術を受けるためには、膵島提供者がいつ現れるかわからないので、病院へ2時間以内で行けるところに居住していなければなりません。
そこで全国に膵島移植の拠点が作られつつあるようです。

手術費用が気になるところですが、実際に京都大学に以前メールで問い合わせたところ大体1回が300万円くらいで2回の移植をするケースがこれまでは多かったということでした。(京都大学の移植担当の先生が丁寧に答えてくれました。)
ただ、膵島移植をされた方のホームページからの最近の情報では保険の適用が将来される可能性もあるようです。
そりぁそうでなければ救える患者も救えません。
 

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_ 膵炎になっちゃった ― 2006年01月12日 22時36分13秒

今日の新聞報道で「臓器移植については現行、生体肝移植と腎臓移植、角膜移植は保険適用となっているが、それ以外は対象外とされて来ました。4月からの改 定で保険対象に新たに肝臓、心臓、肺、膵臓の死体(脳死を含む)からの移植が加わる。」そうです。これらの保険適用を認めることにしたのは、「実績が増 え、安全性や有効性が確立された」為。保険適用により移植費用も医療保険の自己負担限度額(現行の一般は7万2300円と医療費の1%)で済むらしいで す。
 結構な趨勢ですが、我々”(アルコール性)慢性膵炎患者”へ死体からの膵臓移植がなされれば、元通り機能回復し、酒や脂肪食を健常者同様食せるlのでしょうか。痛みも無くなり、アミラーゼの数値も気にする事無く。

_ カオル ― 2006年01月12日 23時02分21秒

う~ん、よくわかりませんが、慢性膵炎ではまだまだ膵臓の移植までさせてもらえないような印象を 持っています。完全に膵臓が機能停止し、コントロールできないような糖尿病になると候補になるのですかね。ただそうなっても大手術で、普通の体ではないわ けですから、あまり酒は飲めないようです。免疫抑制剤も月に数万(数十万?)すると聞いたことがあります。
他の方からの移植というのは最後の手段のようです。
(自分の幹細胞を使えるようになることが理想ですかね。)

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