慢性膵炎関連書籍(1/2ページ)
慢性膵炎について調べるために私自身が購入した書籍を紹介しています。
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書名・著者等 | コメント・感想 | イメージ |
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『膵臓の病気』 小泉 勝 保健同人社 2002 |
情報の量や詳しさ、内容のバランス等個人的には非常に信頼している本です。専門用語も多いのですが、あくまでも一般向けにしようと考えておられるようです(このシリーズ全体が一般人向けですが)。膵炎や膵癌について詳しく知りたいという方には最高の充実度だと思います。 膵臓の病気 (専門のお医者さんが語るQ&A) |
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『生活習慣とすい臓病』 伊藤鉄英 他 海鳥社 2007 |
元々書名と同じタイトルの市民講座であったものを本にまとめたもので、一般人の目線で書かれているために大変わかりやすい内容になっています。膵炎発生のメカニズムについて、膵管内の圧力の上昇によって本来活性化しないはずの膵液が活性化すること第一の原因、という説明は類書にはあまり見られないような気がします。その他「社会心理的ストレスとすい炎の関係」、「血清アミラーゼの謎」といった着眼点もユニークで「なるほど」と思えることが多いと感じます。この本のコンセプトは『すい臓に愛情を』ということですが、患者への気配りを感じさせてくれます。 生活習慣とすい臓病―生命(いのち)を守る予防と治療 |
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『名医のわかりやすい膵臓の病気 第二版』 内藤聖二 他 同文書院 1998 |
説明が詳しく、図も豊富(少し小さいのが老眼の私には難点ですが)で、とても勉強になる本です。新鮮な情報としては、たとえばガスがたまりやすい(私の悩みです)のは膵臓の消化酵素が小腸まで達せずに小腸内で食物が消化不良になるためであるとか、他のほとんどの臓器には動脈が1本入って静脈が1本出ているが、膵臓には動脈が数本入っており、大量の血液が酸素や栄養分を運んでいるということなどです。 名医のわかりやすい膵臓の病気 第二版 同文名医シリーズ |
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