慢性膵炎体験談
Mejinaさん (2013年12月)
私は16歳からお酒を飲み、23を過ぎる頃にはほぼ毎晩720㍉リットリの焼酎をのんでました。
33歳を過ぎた頃、仕事中急にみぞおちが痛くなり、立ってられず家に帰りました。横になっても治らないので焼酎を一杯飲みました。
すると、その痛みが嘘のように消えていき、翌日また仕事には行けました。
しかし朝10時の休憩中にまたみぞおちの激痛があり、今度は近所の内科医に行きました。とりあえず血液を採取し、結果は来週との事。
痛みがどの辺かを先生に告げ、診察終了。
家に帰り、痛みが少し治まってきたので又焼酎を飲んだ。すると、その痛みが消えた。
そんなこんなを繰り返し、血液検査の結果の日、担当医師から「膵炎の疑いがある」と云われ薬を処方された。
しかし薬を飲んでも痛みが取れず、また焼酎を飲んで痛みを取る生活を1年位続けました。
そんなある晩、いつものように腹の痛みを酒で取ろうと一口飲んだら激痛が走り、もらっていた座薬を注入!少し楽になったが翌日総合病院へ行く事にした。
嫁さんに乗せてきてもらい、外来で順番待ちをしてる時に、陣痛は経験がないけど物凄い痛みで待合室にある緊急ベッドに横になった。
暫くして順番になり、医師に色々話すと、「血液検査の結果からだと急性膵炎です。今からMRI、腹部エコーをやります」って事で痛み止めの点滴打ちながら検査開始。
2つの検査が終わり、再び診察室に行くと「緊急入院です!」と。エコーとMRIの結果で、膵臓が周りの臓器を膵液で溶かしてて「このままだと多臓器不全で死にますよ!」といわれました。
でも急だったので「今日は帰り明日入院準備してきます」と言い、帰りました。
とりあえず会社、仲間、家族に事情を話し、はじめての入院。
朝から晩まで1週間点滴生活!
8日目に重湯が出て、9日目5分粥、10日目は普通の膵炎食に変わり、12日目に退院した。
退院後1週間は食事に気を付けて生活をしてましたが、だんだん又焼酎を飲むようになり、3カ月で再び入院!
12日前後の入院で退院。
3回目の入院中のCT検査で「慢性膵炎に移行してます、膵臓の3分の1が石灰化してる」との事。
それから1年毎に3回入院して現在にあります。
今朝仕事に行く途中、パン食べたら膵臓が激痛になり、急遽自宅に戻り、横になってこれを書いています。
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