慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

中心静脈栄養2006年03月10日 23時07分52秒

今日の午後仕事中に家から電話がありました。
「お父さんの様子が悪い。帰れる?」という妻からの電話。急いで仕事を片づけて、車で1時間の自宅近くの病院へ。最近の父は透析のたびに容態が悪化していました。肺炎がなかなか治らないのです。食道にかびがはえているとかで飲食物が喉を通らなくなっていました。昨日も栄養ジュースを何度飲んでも吐き出していました。病室に行ったときには「中心静脈栄養」という、首の右側から心臓近くの静脈まで届く点滴をしており(栄養の濃い点滴なので、中心にある静脈にしないと、腕では血管がもたないそうです。急性膵炎や慢性膵炎の増悪期などの絶飲食時にもするようです。)、酸素マスクをしていました。妻が電話をくれた頃は呼吸が激しく、今にも亡くなってしまいそうだったそうです。ひとまず落ち着いていましたが、母、妻、姉夫婦、私の5人が病室で数時間、父の様子を見守っていました。

私は父の様子をみながら時々、「これがあの点滴かぁ」と思ってぽたぽたと落ちる液体を見ていました。

母は今夜病室に泊まっています。
 

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_ ひでお ― 2006年03月11日 05時43分00秒

うわぁ、大変ですね。一昨年98歳で他界した妻の祖母が食事を取れなくなり、全身チュ-ブだらけの「スパゲティ状態」になったのを思い出してしまいました。あれは見ているほうもひどく切ないです。どうか早く回復されることを祈ります。

_ あきら ― 2006年03月11日 16時11分04秒

 リアルな文章で何を書いてよいかわかりませんが、医療の力(先生の熱意)に希望を持ちましょう、お父さんが治す気持ちを取り戻せる事を祈りましょう。

_ カオル ― 2006年03月11日 23時25分20秒

ひでおさん、あきらさん、ありがとうございます。今日は看護師をしている姉が飛行機で来て(これは予定の帰省です)、「こんな呼吸では1週間はもたない」と言っていました。回復は難しいようです。
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