慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

功名が辻2006年02月19日 22時01分01秒

久しぶりに大河ドラマを見ています。戦国時代の人間関係が今一頭に入っていなくて、今日は、「明智光秀の三女が後の細川ガラシャ」と聞いて「ふ~ん、そうなのかぁ」と感心してしまいました。で、他には今日「枇杷」の話が登場しました。流産の出血がもとで死の床にいる熊谷真実扮する母が、子供の一人に「おとうさんは膝がよく痛くなるから、その時は枇杷の葉で手当するのです。だから枇杷の木はかかしたらなりませぬ」という遺言を残すのです。

「ふ~ん、やっぱり枇杷かぁ」

とこれまた感心したのでした。
 

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_ ひでお ― 2006年02月21日 21時20分12秒

記事とは何の関係も無いコメントです。ほとんど自分の日記になっています。

本日、長男の検査結果を聞きに行って来ました。
血中アミラーゼの値は正常範囲なので今の段階では膵炎ではないだろう、と言う説明でした。アミラーゼだけじゃぁわからんだろ、と突っ込みを入れたくなりましたが、専門医の言うことですのでおとなしく続きを聞きました。

乳糖負荷試験と検便の結果、小腸の働きが悪く食物が充分消化されていないそうです。その原因は不明なので、消化酵素剤(脂肪の消化を助け膵臓の働きを補助する)と整腸剤を2週間服用し便日誌をつけてください、次回結果を見てまた考えます、との説明でした。

乳糖で下痢をしたので、牛乳は飲まないようにまた脂っこいものは避けるようにとの指示がありました。更には、成長障害が心配なので、次回母子手帳 と小学校入学後の身長体重の記録を持参するように言われました。これも心配です。幼児期は標準だったのに小学生になってから次第に成長が鈍っているので す。膵炎の兆候のような気がします・・・。学校給食は脂っこくて食べられないので弁当持参になるのでしょうか。

_ ひでお ― 2006年02月22日 19時42分30秒

また日記です。

妻がアルバイトを始めました。一日4時間のアルバイトなのですが、やはりかなり疲れるようです。何やらパソコンを使ってPOPを作る仕事だそうで、パブリッシャーと言うソフトを使うらしいです。パソコンに不慣れな妻には大変だろうと思います。

そこで、夕食は私が作りました。
ジャガイモ、大根、人参、油揚げの煮物です。油揚げは熱湯で充分油抜きをし、干し椎茸は水で戻しておきます。早煮昆布を水から茹で、煮立ったら火を止め、 鰹節を入れ軽くかき回して鰹節を取り出します。干し椎茸の戻し汁と戻した干し椎茸を加えて出し汁の出来上がり。皮をむいて乱切りにした野菜を入れ、落し蓋 をして弱火でことことアク取りしながら30分、酒、醤油、みりんで薄く味を付け、さらにコトコト煮ること1時間、煮汁が少なくなったところで出来上がり。

あとはホッケみりんを蒸して、いただきま~~~す。

我ながら美味しく出来ました。やっぱ慢性膵炎には純和食ですね。久々に料理をしてみました。結構、「主夫」も楽しいものです。明日も朝から洗濯と掃除だ。

_ カオル ― 2006年02月22日 21時12分06秒

ひでおさん、主夫業も大変ですね。我が家の食卓にも、煮物が常に出されます。しいたけ、だいこん、 にんじん、かんぴょう、じゃがいも、キャペツ・・・・私が脂質がダメなので、家内からすると「じゃあ煮ればいいのね」とどうしても煮物が多くなりますね。 他にはうどん、納豆、海苔が常連ですね。最近は少しカレーなども・・・・

_ ひでお ― 2006年02月23日 10時11分32秒

ほとんど、他人のブログを乗っ取ってますね、私は。(^^

朝のゴミ出しと洗濯が終わり、ちょっと一服、おやつは昨夜仕込んでおいた食パンです。パン焼機で焼いてみました。強力粉、砂糖、塩、水、ドライイーストだ けで作ってみました。バターもスキムミルクも入れません。限りなく無脂肪に近い食パンです。でも、カナン牧場のパンのようにはふっくらとは出来ませんでし た。強力粉もドライイーストもかなり古いものを使ったからなぁ。ちょっとみっちりしているけど、結構おいしいパンが出来ましたよ。

さて、お昼は何かと見渡したら、何も無い。
やられた、昨夕私が食事を作ったので妻は私の昼食を準備しないで出かけたようです。むむ。

なんの、実は私の愛読書はクッキングパパだったりします。
しかし何も材料が無いぞ、ねぎが大量にあるだけだ、どうしよう。(^^;;

_ カオル ― 2006年02月23日 21時50分56秒

いえいえ、楽しみにしております。パンまで焼かれるとはすごいですね。我が家でもず~っと以前妻が焼いていまして、市販のものとは違うなんというか、ナチュラルさ、というか、食べやすくおいしいものを作っていました。今は子供がいてそんなことはとても無理のようですけど。

_ ロビンソン ― 2006年02月23日 22時00分47秒

はじめまして!1ヶ月ほど前から鳩尾と背中の鈍痛、膨満感が続き、胃腸科でCT、エコー、胃カメ ラ、血液検査をしましたが、特に異常なし。ただ、13mm.の膵のう胞が見つかりましたが、特に問題はないそうです。慢性膵炎とは断定できないけど、違う とも言えないと言われました。フォイパンと痛み止めのチアトンを飲んでいますが、痛みは相変わらずです。もし慢性膵炎だとしたら、この痛みは永遠に続くの かな?それどころかどんどんひどくなるんだろうな?って悲しくなります。油ものは一切だめということですが、そうするととてつもなく食べられるものが制限 されますよね?外食はムリなのでしょうか?でも2年前から始めたテニスだけはやめられず、少し痛むけど週2回くらいやっちゃっています^_^;

_ カオル ― 2006年02月23日 23時04分42秒

はじめまして。コメントありがとうございます。原因不明の痛みは本当に不安ですね。ロビンソンさん が不幸にも、もし慢性膵炎だとしての話で、あくまでも個人的な感想ですが、痛みについては数週間とか数ヶ月とかの長いサイクルの時があると思います。です が永遠に続く、ということはないのではないかと思います。また、食事制限で緩和する痛みでなければ、ストレスなどの要因によって長引いたりすることもあり ます。脂質はだいたい1日30gぐらいに制限するというのが慢性膵炎の標準のようです。運動自体はあまり関係ないかと・・・・
いずれにしても、長引くようであれば、別のお医者にもかかられることをお勧めします。

_ ロビンソン ― 2006年02月24日 15時09分29秒

いろいろアドバイスありがとうございました。痛みは永遠に続くということはないとのことで、少し ほっとしました。昨日書き忘れたのですが、過去に急性膵炎もやっているし、症状からみても慢性膵炎じゃないかと、自分では思っています。私の周りに膵炎の 人はいないので、カオルさんのお話、とても参考になります。これからも、ちょくちょく顔を出すと思いますが、よろしくお願いします。
 遅くなりましたが、私は40歳の専業主婦です。育ち盛りの子どもがいるので、自分は食べられない料理を毎日作っています。最初は辛かったけど、最近だいぶ慣れてきました。体重も3キロ落ち、これ以上痩せたら
老け込んでしまいそうなので、がんばってこの体重を維持しなければと思っています。

_ ひでお ― 2006年02月24日 19時45分32秒

痛みは永遠に続くものではない・・・・ですか、サイクルがある、と、そうかもしれません。最初は鳩 尾あたりに我慢できない痛みが24時間続き、チアトンは全く効きませんでした。フオイパンを服用するようになって痛みは軽減され、マイナートランキライ ザーを大量に服用していた時期は痛みがありませんでした。現在は左肋骨下から真裏にかけて強い違和感というか、何かでわき腹を押されているような強い不快 感が絶えずあります。この感覚がずうーーーっと続くなら、再びマイナートランキライザーにすがるしかないか、と思っています。ベテラン(失礼)のカオルさ んのコメント、実に参考になります。

_ ロビンソン ― 2006年02月24日 21時44分58秒

確かにチアトンは効かない気がします。最初はフォイパンのみ飲んでいたのですが、チアトンを追加し ても効果は感じられませんでした。マイナートランキライザーって凄く効きそうな名前ですね?覚えておこう!10年前くらいから、夜中に鳩尾周辺に激しい痛 みが起こり、1時間くらいでおさまるといったことが月に1、2度あったのですが、いろいろ調べても原因がわかりませんでした。それも膵炎の症状だったので しょうか?話は変りますが、今回の検査で胃カメラを飲んだのですが、いつになく辛かったです。もう4回目なんですが、失態をさらしてしまいました。医師に よって違うものなんですね<(_ _)>

_ ひでお ― 2006年02月24日 22時41分19秒

チアトンはどちらかと言うと(神経性)胃炎の薬のようです。異常な胃の運動を抑える働きをする薬で す。「お薬110番」で調べましょう。膵炎の痛みには全く効きませんでした。と言うか、この薬が全く効かないことが慢性膵炎と診断される根拠のひとつに なったようです、私の場合は。

マイナートランキライザーにもかなりの種類があって、私が服用して一番効いたのが「ワイパックス」と言う薬です。身体の痛みにも、こころの痛みにも効きました。ただ、この手の薬の効果は個人差が激しいようですから、試してみるしかないのですが。内科でも処方される薬です。

胃カメラ(内視鏡ですね。)は、確かに医師によってかなりの差がありますね。経験上!! いまの主治医は内視鏡の権威らしいですから、かなり楽でした。腸カメラもやりましたよ。一通り内臓を調べないと慢性膵炎とは診断できないようです。やはり難しい病気なんですね。

_ カオル ― 2006年02月24日 23時09分55秒

チアトンという薬は「薬の110番」では膵炎の薬の欄にもあるようです。鎮痙薬というそうですが、 私は慢性前立腺炎もあり、チアトンやブスコパンは禁忌だそうで(薬の110番にも書いてありました)、同じ鎮痙薬のコスパノンというものを処方してもらっ たことがあるだけです。かなりひどい痛みがあったのですが、コスパノンを飲んでもほとんど緩和されなかったと思います。それより仕事さぼって温泉行った時 の方が劇的に痛みが和らぎました・・・・

_ ロビンソン ― 2006年02月25日 11時53分11秒

そうですか~、チアトンが効かないから、膵炎じゃないのかも?と思ったりもしましたが・・。
みなさん、膵炎だけじゃなく、他の持病があったり、お子さんも食事制限があったりで、苦労されているのですね?私は腹部の痛み以外は健康診断でも 全てA判定です。あっ、血圧は少し高めですが。長男は、生まれつき心臓に逆流がありますが、今のところ症状はないし、喘息、アトピーもありますが、給食で 食べられないメニューのときは学校が違うメニューを用意してくれるので、助かっています。でもひでおさんのお子さんの場合は、油物全般だから、それはムリ ですよね?大人でも油物抜きはきついのに、食べ盛りのお子さんはもっとつらいでしょうね。早く食事制限が緩和されるといいですね。

_ ひでお ― 2006年02月25日 18時17分30秒

本日は二人の子供を連れてスケートに行ってきました。実は、私は全くスケートをやったことがありま せん。中卒以来仕事一筋で、スポーツらしいスポーツは全く経験が無いのです。でも、考え方を変えました。先が見えるなら、出来るだけ子供たちと一緒に遊ぼ うと思っています。皮肉なものです、もう少し早く気付いていたなら、失業することも無くもっと楽しく遊べたし病気になることも無かったのに・・・・。

子供たちは慣れていますから、さっさとスケート靴を履いてすいすいと滑っていきます。私はスケート靴を履いて立つのがようやくと言った状態で、恐 る恐るリンクに入ってみました。全くダメかと思ったら、意外に大丈夫です。いきなり氷の上で立つことが出来、暫くするとそろりそろりと滑ることが出来まし た。が、止まることが出来ません。足の裏が痛く堪りません。やむを得ず手すりにつかまって周りを眺めていました。

子供たちはすいすい滑っては盛大に転んでいます。なるほど、転倒を怖がるから滑れないのだなと思い、無謀にも手すりを離れて滑り出しました。見よ う見まねで結構滑れます。いくらもしないうちに後ろ向きにすってんころりんと転がってしまい、リンクに後頭部を打ち付けてしまいました。

強烈な痛みで暫し寝転んでしまいましたが、その後はおっかなびっくりしながらも徐々に滑れるようになりました。足の裏が痛いので早々に切り上げましたが、靴の選定を誤らなければもう少し上達できたと思います。

スケートは予想外の全身運動でした。通算すると30分間程度しか滑っていないのに全身汗びっしょりになってしまいました。時々脚の筋肉が引き攣り、痛みで動けなくなり往生しました。日ごろの運動不足を痛感します。明日は筋肉痛で動けないな、たぶん。

不思議なもので、リンクの上にいる間は左肋骨下の痛みは感じませんでした。帰宅したとたんに倍増しましたが。

長男はやはり調子が悪そうでした。ときどき腹痛を訴えながらも帰ろうとせず、休み休み最後まで滑っていたのですが、帰宅するなり寝込んでしまいました。明日は病院かも・・・・。

_ ひでお ― 2006年02月25日 20時30分05秒

給食の件、妻が学校給食センターに電話で問い合わせたそうです。返事はつれないもので、「対応でき ません。」と言うことだそうです。センター方式の学校給食は問題が多いと聞いたことがありますが、その通りかもしれません。効率優先で、全く融通が利かな いようです。長男は脂質だけでなく乳糖を消化できないので、乳製品が全てダメと言うことになります。これはかなり大変です。一人だけ弁当持参と言うのも可 哀想なのですが、やはりそれしかないのかなぁ・・・・。

_ カオル ― 2006年02月25日 23時21分10秒

ロビンソンさん>実は私も職場の健康診断ではほとんど問題ありません。去年は血糖値が少し高くて、ぎょっとしましたが、大体が数字上は至って丈夫なのです。でも不治の病でトホホ、という思いです。
ひでおさん>給食センターが数年前我が街でも話題になっていましたが、個別の要求には対応できないという欠点があるのですね。最近はアレルギーなどの問題 を抱える子供が昔より多くなっているでしょうから、対応としては逆行かもしれませんね。コストの面では従来型は難しいのでしょうけれど・・・・。ご長男さ ん、皆が給食の中で弁当というのも辛いものがあるでしょうね・・・・・

_ ひでお ― 2006年02月26日 16時56分42秒

ようやく病院から帰ってきました。
今朝、やはり長男の状態が悪く、食欲が無くてぐったりとしていて僅かに食べた白粥もすぐに吐いてしまいました。そのうえ水状の下痢便をするので、これはまずいと思い近所の休日当番医が開くのを待って担ぎ込みました。

先生は様子を見るなり点滴の準備を指示しながら、問診を始めました。様子を説明し、小児専門病院に掛かっている事を話すと「今日その病院が小児救急受け入 れ病院だから、そちらに行きなさい。」と言います。「でも、遠いので、着くまでの間に更に容態が悪化すると思うのですが。」と言ったら「いや、私が父親な ら救急受け入れ病院に行きますよ、入院になるかもしれないし。」ときました。これでは小児専門病院に行くしかありません。

小児専門病院に行き、問診、触診、レントゲン撮影、浣腸、採便、採血のあと2時間の点滴です。診て下さった先生には「検査結果次第では入院になるかもしれません。」と言われてしまいました。ただの風邪かと思ったのですが、予想外の重症かもしれません。

2時間後、点滴が終わる直前に水を一口飲まされて吐き気が出ないことを確かめた後に、帰宅してよいと言われました。細菌反応が出ているからと抗生物質を処方され、3日後に来院するように言われて帰りました。

疲れました。長男はかなり抵抗力が弱っているようです。もし今晩も食べられないなら、明日も点滴に行こうと思っています。

今回、思わぬことで困りました。
点滴の最中、私の2食目の時間になり(私は現在1日5食にしています。)何か食べようと思ったのですが、休日で売店は休み、病院の近くには何も無いので止むを得ず車でコンビニまで走りました。

ほぼ1年半ぶりにコンビニに入って食べ物を探したのですが、私が食べて良い物がほとんど無い!! あれもダメこれもダメで、結局昆布佃煮入りおに ぎりとおかか入りおにぎり、アルカリイオン飲料を購入しました。他の食品は全部禁止リスト品です。飲み物も軒並み禁止品ばかり。アルカリイオン飲料も本当 は糖分が多すぎてダメなのですが、他に何も選択肢が無かった。(泣)

驚きました。コンビニの食品は、生活習慣病促進食品ばかりです。これでは近い将来、日本は生活習慣病大国になってしまうに違いありません。もう少 し薄味で脂肪分糖分の少ない、安心して食べられる食品を置いて欲しいものです。それが将来の総医療費を抑制する最も確実な方法ではないかと感じてしまいま した。おいこら、国の政策は完全に間違っているぞ!!

_ anonymous ― 2006年02月26日 20時37分10秒

そうですか、給食センターだと難しいかもしれませんね。うちは学校で作っているので、融通がきくよ うです。1人お弁当というのは、慣れるまではいろいろ大変かもしれないですね。最近うちの学校では吐いたり下痢したりする風邪が流行っているみたいです。 それとはまた違うのでしょうか?とにかくお大事にしてください。
カオルさんも健康診断は優秀なんですね?あれはあてにならないってことかな。。なんかむなしいですね。
脂質抜きの食生活をしているからか、最近寒くてしかたないんです。体脂肪が減ったからかな?体の芯から冷えるって感じです。温泉にでも行きたいな~。
あとお聞きしたいのですが、寝るとき私は仰向けもうつ伏せも痛くなってしまうのですが、みなさんもそうですか?無意識に仰向けになってしまうようで、痛くて目が覚めることがよくあります。

_ ロビンソン ― 2006年02月26日 20時40分06秒

すみません。↑のコメント、名前書き忘れました。ロビンソンでした^_^;

_ カオル ― 2006年02月27日 00時09分36秒

ひでおさん>膵炎患者からみると、コンビニではあまり食べるものがありませんね。スローフードが大事だということでしょうか。
ロビンソンさん>私は最近目覚める時にいつも痛みがあります。寝ている姿勢はいつも仰向けです。うつぶせでは寝たことがないので、ちょっとどうな るのかわかりません。ちなみに、体型がひらべったいので、横向きは無理です。(昔「ぬりかべ」とあだなされたこともあります。トホホ。)

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