慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

膵島移植外来2006年05月18日 00時05分27秒

膵島移植の外来ができました。

http://islet.eriko.com/

京都大学で膵島移植を精力的に展開されていた先生が開かれたようです。
膵島移植は1型の糖尿病患者さんの肝臓に、心停止された別の方の膵臓から膵島だけを取り出して移植するという手術です。これによりインシュリンの注射が不要になる、という画期的な生活の質の向上が望まれます。

で、この膵島移植は慢性膵炎などが原因でおこる2次性糖尿病についても
治療法として有効である、ということのようです。(多分そうだったと記憶しています。)

まだ保険は効かないようです。

いずれにしても膵臓についての治療法が進むのは歓迎すべきことだと感じています。
 

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_ 祖父江 ― 2006年05月18日 00時44分18秒

カオルさん、初めてメールしてから時間が経過してますので、覚えていらっしゃらないかも知れません。ですが良ければ聞いて下さい。その間に私の膵炎も慢性的な感じ、と判断されました。明日(金曜日)、大学病院で専門医に見てもらうことにしました。今通ってる消化器クリニックでは具体的な指導とか皆無なので、禁酒も低脂肪食も本を読んで自ら行ってる状況です。エコー検査の結果膵臓が浮腫んでいて、血清アミラーゼは200超えてます。終日暴飲暴食すると鈍痛を感じるくらいなので、痛みに関しては重症というわけではないのです。フォイパンの有効性はよく分からないです。ただ医師の無指示が怖いので、大学病院デビューです。後日報告してみたいと思います。宜しくお願いします。

_ カオル ― 2006年05月18日 22時10分24秒

お久しぶりです。祖父江さんからの以前のコメントを再度読ませて頂きました。お仲間になってしまったかもしれない、ということで残念な気持ちです。以前のコメントで余命があと20年以上・・・という悲観的(?)なところがありましたが実際には30年も40年もあるのではないでしょうか。低脂質や禁酒はちょっときついですが、それ自体元々健康に悪いことではないですし。私も今は不思議なくらい普通で、少し違和感があるだけで、薬も飲まずに済んでいます。症状が悪いときは本当に先が不安に思えますが、もし摂生で症状が緩和されると希望も湧いてきます。症状が変化しやすい病気のようなので一時の体調であまり考えすぎない方がよいように思いますが・・・・。よろしかったらまた遊びにきてください。気持ちを「吐き出す」場所としてのご利用を歓迎いたします。

_ さゆりん ― 2006年05月20日 13時40分28秒

そうですか。。。すっごく参考になります。
まだ、本格的な糖尿病ではないものの、膵炎が悪くなると、血糖値がコントロールできなくなってしまうようです。
先日、糖尿病外来へいってきました。
いまのところは大丈夫でしがた、いろんな意味で膵島移植が活性化されるのは素敵なことです。
心強いですね☆
うんうんww情報ありがとうございます☆

_ カオル ― 2006年05月21日 00時02分36秒

こんばんわ。この膵島移植の松本先生というのはすごく良い先生のようで、私などのメールにもすぐ丁寧な返事をしてくれました。膵島移植は免疫抑制剤がやはり必要で、手術費用も約300万円くらいするので問題点ありますが、やはり祝福には違いありません。

_ mana ― 2006年05月23日 08時48分26秒

ご無沙汰しております。私の病状は相変わらずの一進一退…
季節的な体の低迷も重なりなかなか五月晴れのような状況にはなりません。
今年は気候的にもいまいちですが。
さて、いつも貴重な情報をありがとうございます。
18日の日経夕刊に、京大などで膵臓形成の遺伝子に関する研究がすすんだという記事が出てましたがご覧になりましたか?
いいように解釈すれば、この遺伝子によって、内臓のどこかに膵組織が形成でき、壊れた膵臓は切除可能?つまり膵臓再生??そんなに甘い話ではないでしょうね。

_ カオル ― 2006年05月23日 23時18分53秒

お久しぶりです。今ネットで調べたら、ありますね。ありがとうございます。
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/33259.html
いつものように「マウス」レベルでの話ではありますが、すべてはここから始まりますからね。遺伝子の話なのでやはり膵臓細胞の再生ということになるのではないでしょうか。長~い目で見て期待したいと思います。前にどこかで読んだのですが、肝臓と膵臓は元々の細胞(?)レベルでは同じで、それが2つの臓器に分化(?)していくようです。慢性膵炎とおなじように慢性肝炎というのがあって、肝炎でも代償期や非代償期という言い方をするようです。(国際的かどうかはわかりません。ジョンホプキンスのページにはこの言い方はないような。)で、肝臓の研究の方からも成果が期待できるのでは、と思っているのですが。
有望な研究なら寄付したいくらいです。(といっても携帯電話も持てないような経済状態ですが・・・・)
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