慢性膵炎な私の毎日(初代)

2005年5月~2007年2月にかけて、体調が最も悪かった時期のブログです。

ERCP2005年08月26日 23時23分38秒

ERCPのリスクマネージメントについての記事を読みました。
(医師向けの記事です)
この内視鏡はどうやらカメラが横についているそうです。
「え?横?」っていう感じですが、普通、内視鏡というと進行方向に向かってカメラがついていると想像しますが、これはその方向が横なのだそうです。
十二指腸と膵管が垂直につながっているからかもしれません。
手技を行う先生は内臓の中の様子を「し~かり」イメージできてないと
今どこを通っているのかがわからなくなるそうです。
何しろ前が見えないわけですから物騒です。
良く知っている道を車で横だけ見て運転する感覚なんでしょうか。
前が見えないために先端が十二指腸を突き破ったりという恐ろしい事故もあるそうです。
その記事は「危険だと思ったら撤退しよう」と勧めています。

そういう難しさを孕んでいるために、最近では診断だけの目的でERCPをすることは希だそうです。

勇気ある撤退を勧めていることになんだかほっとしました。

やはりERCPはなるべくやめておこう。


追伸

また枇杷の種(酢漬け)を食べました。やはり食べやすいかな。
 

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