慢性膵炎の薬(その7)
痛み止め(その1)
名前(商品名) | コスパノン 、ブスコパンなど |
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主 成 分 名 |
コスパノン → フロプロピオン ブスコパン → ブチルスコボラミン臭化物 |
製 品 一 覧 |
主成分がフロプロピオンである製品一覧。 主成分がブチルスコボラミン臭化物である 製品一覧。 |
効 能 な ど | 鎮痙剤(ちんけいざい)と呼ばれる痛み止めです。内蔵の痛みがおこる代表的なメカニズムには、(ちょっと実感しにくいのですが)内臓の筋肉がひどく「痙攣」して起こるものがあるそうです。内蔵の筋肉の働きを制御する神経が交感神経と副交感神経であり、交感神経が働きを「抑える」仕事をし、副交感神経が「促進する」働きがあるようですが、鎮痙剤のうちブスコパンは、副交感神経の働きを鈍化させ、内臓の痙攣を抑えるということのようです。こうした副交感神経を抑制する薬を一般に抗コリン剤と呼ぶそうです。一方、コスパノンの方ですが、こちらは交感神経に作用して、内臓の痙攣を改善するそうで、特に十二指腸乳頭部にあるオッジ括約筋を弛緩させ、膵液の流れをよくするそうです。副作用ですが、ブスコパンの方は副交感神経の抑制に伴って、光がやたらと眩しくなったり、動悸がしたり、喉が渇いたり、ということがあるそうです。また、高度な慢性前立腺炎の場合に排尿障害が促進されるそうです。コスパノンについては、ブスコパンよりも副作用の度合いが少なく、胸焼け、膨満感、他にはこの成分へのアレルギーが出る場合があるとのことです。私が増悪期に主治医に痛みを訴えたところ、主治医は最初ブスコパンを処方しようとしましたが、慢性前立腺炎の持病があることがわかると、コスパノンを処方してくれました。効き目ですが、残念ながら私にはあまり効果がなかったように思います。 |
備 考 |
痛み止め(その2)
名前(商品名) | ロキソニン 、ボルタレンなど |
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主 成 分 名 |
ロキソニン → ロキソプロフェンナトリウム ボルタレン → ジクロフェナクナトリウム |
製 品 一 覧 |
主成分がロキソプロフェンナトリウムである 製品一覧。 主成分がジクロフェナクナトリウムである 製品一覧。 |
効 能 な ど | 鎮痛解熱剤で「痛み止め」です。膵炎そのものの治療ということではありません。ロキソニンの方が副作用が弱いようです。神経痛などの慢性病の方で、中には何年も常用される場合もあるとか。ボルタレンはロキソニンより強力なのではないでしょうか。痛み止めのブランドとしてはかなりポピュラーです。テープ状であったり軟膏であったり、かなり広範囲で用いられる痛み止めです。私は痛みがひどい時に、とにかく痛みを取ることのできる薬ということで、お願いしたところロキソニンを処方してもらったことがあります。しかし、残念ながらあまり効いたという感じはありませんでした。 |
備 考 |