慢性膵炎の診断基準(その5)
一患者の定義
私なりの定義をつくりますと、
慢性膵炎とは、
国がお墨付きを与えるほどの難病で、原因不明のことも多く、
時にはかなりの痛みを伴いながら、膵臓の2つの機能、すなわち、
(A)消化酵素を出す機能、
(B)血糖値をコントロールする機能
に支障をきたすようになることもあるが、
その破壊のされ方、進行の速さは一様ではなく、
食生活における摂生やストレス軽減、また「気の持ちよう」によっては明るく暮らせる場合もあり、
時には難治性であるがゆえに、自分の回りや、自分自身のことがよくわかってしまったり、
同病者に仲間が増えたりするような、
全部が全部悪夢ばかりではない、
とも言える病気。
といったところでしょうか。
みなさんの定義はどうですか?