慢性膵炎ノート

明るく!慢性膵炎生活

慢性膵炎体験談

bennysさん   (2008年3月)
 
   こんにちは、私も、去年10月中旬、里帰り中、腹部に激痛があり、朝方救急車で最寄りの病院へ搬送されてまさかの入院でした。
   あまりの激痛で、救急車の中で嘔吐と「痛い痛い」とうなり声を出していました。 腹部が(胃のあたりが燃えるように)痛かったです。
   病院に着いたすぐ、痛み止めを打ったらしいのですが全く利かず、採血やCT検査をして40分後の採血の結果「急性膵炎」ですと言われ、即ICUに運ばれました。
   ICUでは周りが重症患者なので、話が出来る患者が私だけなので看護婦や看護士の方々にはかなりわがままを言い、大変お世話になりました。  m(__)m アリガトォ
   里帰り中の入院先の病院が、完璧な処置をしてくれた様で、東京に戻って「膵炎後仮性膿胞」の検査治療をするため紹介で、新宿の膵臓専門で某付属病院に通っています。
   今の担当医に、入院していた病院の資料を確認してもらい、「とても良い治療・処置をしてもらいましたね。又すぐ急性膵炎と判断して早い処置をしてくれています。運が良かったですね」と言われ、前の病院に感謝です。   m(__)m アリガトォ
入院当日アミラーゼ数値が(3671)ありました。
一般正常範囲は 42~158 IU/I だそうです。
23倍の数値だったので、かなり強い痛み止めの注射をされ、意識ももうろうとした中で、医者の説明では、「緊急性があるため点滴は腕からはしません」と言われました。
   点滴は首の静脈と股の静脈からの二カ所を確保して、何種類もぶら下がっていました。 それと、人工透析も首の静脈からでした。  
   その間、尿も管を通してチェックして、ベッドから降りれない状態で(お風呂や髪の毛も洗えない)つらい思いをしました。
   わがままを言って、何度か看護婦さんに手が空いている時にベッドで寝たまま、シャワー設備もないICUで髪を洗ってもらったり、CDでリラクゼーションを聞いたり、割と至れり尽くせりでした。  (・_・)(._.)  
   ICUには寝たきりで、どなたも食事が出来る方がいないのでどうにか絶食も我慢出来ました。
   数値が上がらないよう祈りながら、痛み止めと点滴の内容もかなり良い物を投与したお陰で、日に日にアミラーゼが下がり、2週間後には一般病棟に移りました。
   担当医がすごく慎重派で、点滴も長くするとあまり良くないとの事で、血中検査を見ながら少しずつ本数を減らして行きました。 11月の半ば頃には点滴は外れましたが、 かなり大きい「仮性のう胞」が2つと小さいのが数個、

右腎内側の間90mm×50mm
背中側面から突出して30mm 

が出来たため、自然縮小でどれだけ小さくなるのか経過を見るため12月始めまで居ましたが、「仮性のう胞」が大きすぎて、ERCP検査をするのが心配なので、東京に戻って膵臓の専門病院で治療をするよう田舎の入院先の病院や別の大学病院で言われました。  (゜;)エエッ
   今の専門医で今月始めにまたエコー検査と採血をしてのう胞の大きさを調べ、今後の治療方法を担当医と話す予定です。  ^_^;

※食事の件※
担当医のお話は、基本的に脂っ気のない物。でもアミラーゼも正常だし、具合が悪くなければ何でも食べ良い(アルコールは禁止)、 腹痛があればすぐに来院するようにと言ってていました。  σ(^◇^;)

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